占い師 サラ・ラピスの開運blog

日々思ったことや開運法を書いていきます

愛するということ

 こんにちは。10月に入り朝夕はヒンヤリすることも増えました。

食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋、過ごし方はさまざま。私は先日、「むらさきのスカートの女」(芥川賞受賞作)に惹き込まれて2~3時間で一気に読み終えました。

 

 さて、前回 ”恋をすること” について触れました。今日はより深い ”” についてです。

 愛とは、お互いに向き合うことではなく、共に同じ方向を見つめることである

                  サン・テグジュペリ 

小説「星の王子様」の作者である彼の言葉です。

私がこの言葉を知ったのは数年前、とある仕事の現場でした。稲妻に打たれたように納得し心にスッと入ってきました。

 

”お互いに見つめ合う”とは「恋」の状態のことでしょう。

相手を好きで愛おしくてたまらないー1分1秒も多く相手の顔や表情を見たい、相手は自分を見てくれているのか、どう思っているのか知りたい。好きな人と見つめ合うことはとても楽しいものです。

 

しかし恋が長く続くと「お互いに見つめ合う」だけで幸せ・満足という状況はおわりを迎えていきます。

相手との信頼関係が安定し、お互いの考え方や性格が分かり、運命共同体のようになれたとき、”共に同じ方向(未来)を見つめる”「」に意識が変わっていくのではないでしょうか。

 

見つめる対象が、相手→二人の未来へと移行していく過程で、「互いを見つめ合う」ことだけが「愛」だと勘違いしていると、「最近は連絡頻度が減った」「相手の態度が素っ気なくなった」など倦怠期がおとずれたように誤認識してしまう恐れがあります。また、見つめ合い過ぎれば相手への執着が生まれたり、わざわざ探さなければ気づかなかったような相手の些細な欠点を見つけてしまったり・・・。

 

「恋」は”相手”を見つめてお互いに好意を確認し合う段階、

「愛」は一緒になった二人が、同じ方向にある”未来”を見つめていく段階にきていると感じます。

 

 あなたが恋を経て、愛を手にいれたのなら、相手と共に前を見て進んでいきましょう。時折、相手を見つめながら。

 

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